基礎ドック

人間ドックは基礎ドックと専門ドックがあります。基礎ドックは、主に健康診断に該当するものが含まれており、皆様に馴染みのあるものであると言えますね。

(1)人間ドックの種類

人間ドックの市場規模について見ましたが、健康診断で検査を行ったことある方は多いと思います。人間ドックには、基礎ドックと専門ドックの2種類があります。
  1. 基礎ドック 会社の健康診断などで基礎的な数値を測定
  2. 専門ドック 死亡リスクの高いものをカバー
基礎ドックと専門ドックでは、検査内容が大きく異なりますが、基礎ドックは法律で義務化された健康診断で受診されている方が多いですね。基礎ドックの内容を中心に、簡単に見てみましょう。

(2)基礎ドックの検査目的

  1. 糖尿病や高脂血症など生活習慣病リスクの検査を主に行う
  2. 会社加入の健康組合での受診ならば、無料か安価に受診が可能
  3. 検査内容は簡易で短時間
基礎ドックの検査目的は、会社の定期健康診断でイメージがつきやすいと思いますが、短時間の簡易検査で基礎的な数値を確認することです。

人間の健康は、食生活や生活習慣などに大きく影響されますので、血液検査や体重の増加などで、病気のリスクが高まっていることを把握することが簡易検査で可能です。

(3)基礎ドックの検査内容

  1. 血液検査 血糖値や赤血球などの測定を行い、糖尿病も調査
  2. 身体測定 体重の増減を確認で生活習慣を確認
  3. 胸部X線 肺や心臓に異常がないのか調査、肺炎などを確認
  4. 肝機能検査 肝硬変などのリスクと飲酒や食生活を確認
  5. 糖尿調査 尿や血液中の糖分を確認
基礎ドックの検査内容を見ると、採血など健康診断で馴染みのある内容であることが分かりますね。健康診断の検査後に、数値の一覧と説明が書かれていることがよくありますが、比較的理解のしやすい内容があると思います。

基礎ドックを受診後に、食生活や運動などを考え直す方が多いと思いますが、体を大切にするうえで重要な役割を果たしていることが分かりますね。健康診断の項目を見ると、休肝日を考えたり、運動を積極的に行うきっかけとなった方が、多いのではないでしょうか。

(4)生活習慣病の防止

  1. 心筋梗塞
  2. 脳卒中
  3. 腎不全
  4. 肝臓病
生活習慣病の代表的なものとして、上記の病名が有名ですね。基礎ドックの検査結果を見ることで、病気のリスクが高まっているのかどうかを判断するかが可能です。基礎ドックについて説明しましたが、次回は専門ドックについて見てみましょう。

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